鍵と錠前

鍵と錠前の違い

私たちが認識している「鍵」は、結構あいまいです。例えばドアについている部品も鍵、と呼びますね。
家の鍵をあけておいてほしい、鍵を閉めておきました、など。

正確には鍵とは手に持っているほうの部品(キー)を指し、ドアについているほうの部品は錠前(ロック)となります。
さらに鍵をさすための穴があいている部品を鍵穴(シリンダー)と言います。

「鍵」と「錠前」は、必ずしもワンセットでは無い

シリンダーと鍵

 

鍵とシリンダーは必ずワンセットです。鍵にあっているシリンダーでなければ回すことができませんから、購入する際も鍵とシリンダーは必ずセットです。

しかし、錠前は必ずしも鍵とセットになっているわけではなりません。なので錠前を操作できるシリンダーであれば交換することができます。
ただしシリンダーの大きさや部品の長さなどでそれぞれの錠前を操作できるシリンダーというのはある程度決まっていますので、交換する時にはその錠前に対応しているシリンダーを探してください。

一部の種類はドアノブと鍵穴が最初から一体となっている場合や、シリンダーが変えられない物もあります。

鍵を交換する時は錠前も交換するの?

ドアには錠前やシリンダーを取り付けるための穴があいています。そこに後から取り付けているため、交換もできます。

鍵を交換するときというのは、例えば鍵をなくしたとき、壊れてしまったとき、賃貸の家なら入居する時に鍵を交換しますね。

そういった鍵を交換する時に錠前も交換しなければならないかというと、大抵の場合はシリンダーだけの交換で済むでしょう。

シリンダーだけの交換

前述にもあるように、鍵と錠前は別の物でもいいため、今使っているメーカーの錠前にもっと防犯性が高い別メーカーのシリンダーを取り付けることもできます。その際は適合する物かどうか、必ず確認しましょう。

ただし錠前とシリンダーが一体型の場合、鍵を交換する際は両方とも交換しなければなりません。

錠前を交換する時ってどんな時?

鍵をなくしたからといって錠前を交換しなくても良いのであれば、錠前はどんな時に交換するのでしょう。

錠前は、シリンダーやドアノブ・デッドボルト・ラッチボルトなどを操作する鍵の内部の機構部分となります。その錠前が壊れた時には交換が必要になるでしょう。

まとめ

鍵をなくしたりした時はシリンダー交換だけですぐに対策できるため、壊れていない錠前を交換する必要がなく、費用は抑えられます。

ただし、公団住宅・団地やマンションでは、鍵穴と錠前がセットになっているタイプの物もあります。また引き戸の錠前の鍵穴と錠前がセットです。

その場合は、鍵をなくした時に錠前もワンセットで交換しなければならないことを覚えておきましょう。

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